赤絵ミナイ手絵変りno.2(あかえみないでえがわり)
12世紀の西アジアで繁栄を極めた、古代ペルシャの古陶「ミナイ手陶器」。その鮮やかな文様装飾は、中国陶磁器にも先立つ色絵の嚆矢(こうし)とされています。
実際のペルシャ古陶では人物などの具象文様を主に副文様として描かれることの多いパターンを、ここではメインのモチーフとして取り上げ源右衛門らしい普段使いの器にアレンジしました。
神秘的な紫の地に赤・黄・緑で草花をあしらった、エキゾチックでいて可愛らしい器。カップに手を添えてソーサーを見下ろせば、花畑にいるような幸福な気分が味わえます。ハーブティーなどをいただいても素敵です。
・木箱入