赤絵ミナイ手絵変りno.5(あかえみないでえがわり)
12世紀の西アジアで繁栄を極めた、古代ペルシャの古陶「ミナイ手陶器」。その鮮やかな文様装飾は、中国陶磁器にも先立つ色絵の嚆矢(こうし)とされています。
実際のペルシャ古陶では人物などの具象文様を主に副文様として描かれることの多いパターンを、ここではメインのモチーフとして取り上げ源右衛門らしい普段使いの器にアレンジしました。
深い緑と茶褐色がとても印象的な、重厚で落ち着きのある器です。紅茶もよく似合いますが、コーヒーのエキゾティズムには特にぴったりです。
・木箱入