赤絵花唐草(あかえはなからくさ)
インドに発した花文様がシルクロードを経て日本に伝わる間に、唐草文様と交わって様々な「花唐草文様」が生まれたと伝えられています。伝統が今に息づく花唐草を、明るく鮮やかな赤絵で描いた湯呑です。
胴に凹凸のある独特の形状は、轆轤師が一つ一つ指で押しながら成形したもので、手にぴったりフィット。胴と見込みには、流れるようなタッチで手描きした、朱も鮮やかな赤絵花唐草が白磁の上に美しく浮きあがります。すみずみまで源右衛門窯ならではの、手づくりのぬくもりがこもった湯呑は、自家用として末永くご愛用いただけるだけでなく、ご家族の慶事や大切な方へのギフトにもぴったりです。