染錦チューリップ(そめにしきちゅーりっぷ)
中央アジアを原産地とするチューリップは、古くより観賞用に栽培され、色彩と姿形の美しさからこよなく愛でられてきました。
13世紀にはトルコで大人気となり、17世紀のオランダで熱狂的に大流行。日本には江戸時代に伝来し、大正時代に一気に普及しました。こうして時代を越え、国境を越えて人々を魅了してきた華麗なチューリップ を、源右衛門窯ならではの力強く色彩豊かな染錦で描いた楕円皿です。
色鮮やかな赤いチューリップが白磁に映え、食卓を明るく元気に装い、料理の味わいを引き立ててくれます。使い勝手の良い楕円形状で、和洋中いずれの料理にもフィットし、テーブル全体の雰囲気を明るく演出してくれます。