染錦花輪菊渕(そめにしきはなわきくぶち)
奈良時代に薬草として日本に伝来した菊は、長寿をもたらす吉祥文として服飾や工芸など幅広い分野で用いられてきました。
その美しい菊を丸くつなげた花輪を、源右衛門窯ならではの白磁の上に色あざやかな染錦で描きました。また、日輪に見立てた放射状の菊の花弁で器全体をかたどり、やわらかな曲線を描く渕(縁)が個性的な表情の菊渕皿です。
使いやすいサイズで、和洋中、どんな料理にもぴったり。独自の器形で食卓の変化を演出し、あでやかな文様美で普段使いはもちろん、祝いの席やパーティーの雰囲気を盛りあげてくれることでしょう。また、新築祝いや結婚祝いなど、さまざまな慶祝の贈り物としても好適です。