染付市松紋(そめつけいちまつもん)
二色の方形を交互に配した格子模様(チェック柄)は、古代エジプトから現代まで時代を越え、国境を越えて人々に愛好されてきた織物柄のひとつです。日本では、江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松が袴に用いて大人気を博し、市松文様と呼ばれるようになりました。
この伝統文様を、源右衛門窯ならではの生き生きした染付濃で描いた、使い勝手のいいサイズの丸皿です。白磁の白と染付の紺のコントラストが爽やかで、和洋中いずれの料理もやさしく引立て、食卓全体をスッキリとした雰囲気に装ってくれます。同じ染付市松紋の楕円深皿や取鉢との組合せもお楽しみいただけます。