染錦座り雛 菊(そめにしきすわりびな きく)
古代の中国にはじまる「桃の節句」は、日本に伝わって形代(かたしろ・人形)にけがれを移して河に流す「祓(はらえ)」の習慣として定着しました。現在の「雛人形」は、その形代と、平安貴族の子女のままごと遊びの「ひいな人形」が融合したものとされています。
染錦座り雛(菊)は、好評をいただく磁器製雛の第2弾として、新たに原型をおこした座り雛で、衣装の文様には平安時以来、貴族や公家のあいだで調度や装束に用いられてきた日本古来の有職文様(ゆうそくもんよう)を緻密に描き、愛らしさのなかに伝統美を表現しました。
初節句の贈答品として、また、桃の花咲く季節のインテリアとしても、お部屋を明るく楽しく装って頂けます。
飾り台・畳・金屏風付き